北九州市で戸建てを検討していて、「どこに建てようか迷っている」という方はいらっしゃいませんか?北九州市の中でも、小倉南区はマイホームにおすすめの地域です。住みやすさには、交通アクセスや日用品の購入ができる店舗、学校、病院などの周辺環境が大きく影響します。
小倉南区の様子とまちづくりの方針、小倉南区の中でも特におすすめしたいエリアについてご紹介します。
小倉南区はこんなところ
北九州市の東南部に位置する小倉南区は、市の面積の約35%を占める広大な地域で、多様な自然が楽しめる場所です。かつては福岡県企救郡の村や町でしたが、後に小倉市に編入され、北九州市の小倉区となりました。その後、小倉区は小倉北区と小倉南区に分かれました。
小倉南区の南西部に位置する平尾台は、観光地としても知られています。一方、東部は比較的新しい住宅街が広がっており、東部地区やモノレール沿線には魅力的な住宅地が広がっています。小倉南区の人口は約20万人で、北九州市内では2番目に人口が多い地域です。
小倉南区は交通や物流の拠点として発展しており、北九州空港の開港や東九州自動車道の利用可能なことが大きな要因です。臨空産業団地や北九州空港の移転跡地などが産業用地として活用され、自動車関連企業などが進出しています。
宅地の価格は上昇傾向にありますが、福岡県内では比較的手ごろな価格帯と言えます。そのため、子育て世代にとっても魅力的なエリアとなっています。実際に小倉南区は北九州市内で最も平均年齢が若い地域として知られています。
小倉南区には多くの古墳群や歴史的な場所が存在し、隠蓑エリアには壇ノ浦の戦いで入水したと伝えられる安徳天皇の陵墓もあります。また、文化記念公園や安部山公園などの公園では、プールやテニスコートを楽しむことができます。小倉競馬場もあり、休日には様々なレジャーを楽しむことができます。
小倉南区の街づくり方針
小倉南区のホームページには、「まちづくりの方向性」として「住み続けたいまちづくり」「地域ブランド化」「人やモノの交流活性化」「道路などの基盤整備」「新しい産業との調和」の5つが掲載されています。
この5つの方針は「元気発進!北九州」プラン 北九州市基本構想・基本計画の中で、「各地区の魅力づくり」として小倉南区の方針として示されたものです。ここでは「住み続けたいと思う心温かなまちづくり」として公共交通網の整備や住環境の向上に加え、特に子育て支援機能の充実にも取り組んでいます。
北九州市の基本計画の分野別施策「子育て・教育日本一を実感できる環境づくり」について詳しく紹介します。「子育て・教育日本一を実感できる環境づくり」は、安心して子供を生み育てる環境づくり・子供が自立した人間として成長出来る環境づくりを主な取り組みとしたまちづくり方針です。具体的な内容は以下の通りです。
多様なニーズに合わせた保育サービスの提供
・保育所運営事業
・特別保育事業(延長保育、一時保育、障害児保育など)
・病児保育事業
・保育サービスコンシェルジュ事業(各区役所等に配置)など
子育て支援に関わる保険・栄養講座の開催と訪問事業の実施
・赤ちゃん訪問事業(各家庭への訪問)
・妊産婦、乳幼児なんでも相談(各区市民センター等での開催)
・離乳食、幼児食教室
・マタニティ教室、両親学級
子ども食堂開設支援の実施
子ども食堂の開設支援を行い、安定した運営をサポートし、さらなる開設への動きを促進します。また、「開設支援・運営補助」を提供して、支援の範囲を広げます。
ひとり親家庭などの自立支援(資格取得のための職業訓練促進)
資格取得のために支給している「高等職業訓練促進給付金」、受講料の一部を助成する「自立支援教育訓練給付金」に加えて、市独自の給付金の支給を行っています。
子どもの教育を支えるスクールヘルパーの充実
保護者や地域の方々をスクールヘルパーとして学校に配置し、行内巡視や通学路における安全確保等、学校の教育活動の支援に取り組みます。
これらの取り組みを通じて、北九州市では子育て環境や教育の充実を図り、子どもや保護者の安心・満足度を高める環境づくりに取り組んでいます。
また、産前産後のサポートである「きたきゅうベビー応援事業」や小児医療の充実などが行われ、小倉南区には北九州市の4つの総合病院小児科のうちの2つ、国立病院機構小倉医療センターと北九州総合病院がありますので、安心して子育てができます。
さらに、放課後児童クラブや保育サービス、待機児童の解消、仕事と子育ての両立支援、子育ての不安や悩みを軽減する環境づくり、小中一貫・連携教育の推進、食育や情報教育の推進など、子育てや教育を支えるさまざまな取り組みが行われています。また、小倉南区には北九州市立大学や北九州工業高等専門学校などの高等教育機関もあり、学生の教育環境も整っています。
小倉南区での戸建て!おすすめエリアは?
比較的新しいベッドタウンとして宅地開発が進んでいる小倉南区は、宅地用に整備された区画に一戸建てやマンションが整然と建てられていて、暮らしやすい街並みになっています。おすすめの7つのエリアをご紹介します。
「城野・北方・若園」エリア
北九州市立大学や北九州総合病院があり、小倉南図書館があるエリアです。飲食店やコンビニなども多く、学生向けのマンションもあり活気があります。JR城野駅の南北自由通路が開通して駅の利便性が高まりました。公共交通機関が使いやすく、車でも各方面へのアクセスがよいですので、若者から高齢者まで人気の高いエリアです。
「安部山・湯川・葛原」エリア
春になると700本もの桜が咲くお花見の名所 安倍山公園があるエリアです。大型ショッピングモールもあり、スーパーの他に専門店、チェーン店が数多く入っています。モール周辺にも家具・家電などを取り扱う多彩な店舗がありますので、生活に必需品を買いそろえる苦労はありません。
「石田・横代」エリア
家族で楽しめる総合農事センターがあるエリアです。ポニーの乗馬体験や小動物とのふれあいコーナー、カフェなどがあり、ワンちゃんが喜ぶドッグランも完備されています。総合農事センターには野菜の直売所もありますが、車があればサンリブシティ小倉もすぐ近くです。特に子育て世代に人気のエリアです。
「守恒」エリア
守恒小学校と守恒中学校に子どもを通わせるために転入してくる人もいるエリアです。モノレール守恒駅から小倉駅まで約15分であり、大型スーパーもありますので便利です。教育や治安を重視するファミリー層に人気のエリアです。
「南方・徳力」エリア
モノレール沿線のエリアで、徳力公団前駅にはスーパーがあります。他のエリアに比べて割安ですので、若い世代に人気です。
「志井・企救丘」エリア
一戸建てや分譲マンションが多く、広い芝生の志井公園があるエリアです。学区は志井小学校、企救丘小学校、志徳中学校で、いずれも人気のある学校です。公共交通機関のアクセスもよく、子どもからお年寄りまで住みやすいエリアです。
「曽根」エリア
空港跡地の開発で宅地整備が行われているエリアです。九州労災病院もあり、下曽根駅近くには100を超える専門店が入ったショッピングモール、家電量販店も複数あり、生活に困りません。文化記念公園には、プールやテニスコートなどの総合運動場もあります。
北九州市小倉南区は、ベッドタウンとして宅地開発が進められた比較的新しい住宅地です。子育て支援の充実に力を入れ、教育環境も整っている地域ですので、子育て世代にとって魅力的な場所と言えます。特にモノレール沿線を中心に広がる良好な住宅地では、交通の利便性が高く、複数のショッピングモールもあります。また、地域には大きな病院も4カ所あり、安心して生活することができます。
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