室内に設置するキャットウォークは猫の運動不足を解消し、家族の生活動線を考慮した設計が重要です。昭和住宅の施工事例では、丸太梁を活用したダイナミックなキャットウォークや個性的な内装が特徴で、木の家との調和が図られています。
ペットを飼う人ことで充実した人生が送れる
ペットといえば犬と猫が人気ですが、犬のペット数は減少傾向にあるのに対し、猫のペット数は増加傾向にあります。猫が人気な理由としては、健康効果があり幸福度が得られることが挙げられます。充実した人生を送りたい方には、猫が推奨されます。
◇犬は減少、猫は増加傾向
犬をペットとして飼う場合には、狂犬病予防対策として予防注射を受け、最寄りの保健所や市町村に登録することが義務となっています。そのため、犬のペット数は登録数から分かります。
犬の登録頭数は、2009年度(2010年3月末現在)は688万頭、2021年度末(2022年3月末現在)には610万頭と、減少傾向にあります。
一方、猫には犬のような登録制度が存在しません。一般社団法人ペットフード協会の2022年全国犬猫飼育実態調査によると、新たにペットとして迎え入れた猫の頭数は、2019年には39万頭、2020年には46万頭、2021年には49万頭、2022年には43万頭と、2022年は減少したものの、猫のペット数は増加傾向といえるでしょう。
◇健康や幸福度が向上する
猫に触れると、人間の体内では心身に安らぎをもたらすホルモン「オキシトシン」が分泌され、ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が軽減されます。これにより、副交感神経が優位になり、心拍数が落ち着いて幸福度が向上します。
また、猫と触れ合うことは、脳の活動を高める効果もあるといわれています。その理由は、猫と遊ぶと行動や感情をコントロールする前頭前野が活性化し、交感神経の活動も高まり、猫の気まぐれな行動を理解したいという思考が脳を刺激するからです。
キャットウォークでストレス発散
キャットウォークとは、住まいの高所に設けられた猫専用の通り道のことです。完全室内飼いの猫も十分な運動ができるため、運動不足解消とストレス発散に役立ちます。キャットウォークを設置する際は、適切な幅、段差、素材を選び、安全対策や生活動線の考慮などが必要です。
◇キャットウォークの選び方
キャットウォークを選ぶ際のポイントは、幅、段差、素材の3つです。キャットウォークの幅は、最低でも15cm以上、複数の猫を飼う場合は猫同士がすれ違えるよう25cm以上必要です。段差を細かく設置することで、ケガのリスクを減らせます。素材としては、傷がつきにくく強度があるシナランバー材がおすすめです。
◇設置する際の注意点
猫は前進しかできないため、出入口はふたつ以上設け、窓付近に設置する際は脱走防止策を施します。猫は高いところから飛び降りるため、滑り止めと防音対策も必要です。設置場所によっては、生活の妨げになるため、家族の生活動線を考慮することも重要です。
◇施工業者に依頼するメリット
キャットウォークの設置は、DIYも可能です。費用は高くなりますが、施工業者に依頼すれば、設計図に基づいて施工されるため、安全性や強度に関する心配がなくなります。生活動線とインテリアを考慮した設計が可能で、部屋全体を美しく仕上げられるのも利点です。
九州の森で育てた本格的な木の家が魅力の昭和住宅
昭和住宅は、北九州都市圏を中心に福岡県全域で、52年間にわたり戸建て住宅事業を展開しています。昭和住宅の特徴は、九州の気候風土に適した快適な家づくりと、健康に優しい抗酸化工法を採用している点です。
◇自社保有林で育てた風土に合った家づくり
昭和住宅は、福岡、大分、熊本に80万㎡の自社林を保有し、そこで育てた木を使用して、九州の気候風土に適した家を提案しています。地産地消の理念に基づき、自社製材工場での加工を含めた一貫体制により、高品質な木の家をリーズナブルな価格で提供しています。
無垢材や西洋漆喰などの自然素材を使用し、健康に配慮した設計も特徴です。最長60年のメンテナンス保証制度があり、アフターケアも充実しています。
◇抗酸化工法で健康に優しい
抗酸化工法は、酸化による腐敗を防ぐために抗酸化溶液を使用する工法です。特にシックハウス症候群に大きな効果をもたらし、その他にも消臭効果、省エネ効果などが期待できます。特殊な工具や技術を必要とせず、低コストで健康に優しい住宅が建てられるのも利点です。
空調効率を高めるセルロースファイバー吹き付け断熱、遮熱断熱工法など先進技術も採用しているため、快適な住環境を実現できます。
木の家と調和するキャットウォークを備えた家
こちらでは、昭和住宅の注文住宅の施工事例を、ご紹介いたします。丸太梁を活用した縦に広がるダイナミックなキャットウォークと、部屋ごとにテーマカラーを決めた個性あふれる内装が魅力的な平屋の住まいです。
◇縦に広がるキャットウォークの魅力
リビングには奥に向かって上がっていく吹抜けがあり、丸太梁がダイナミックに配置されています。ロフトへの入り口はリビング側をオープンにしてあり、圧迫感を極力避けた設計です。壁に設置したキャットウォークは縦に広がり、丸太梁とロフトへと続きます。
ロフトには、猫専用の出入口もあります。愛猫もすぐに新しい環境に慣れ、特にパパとママを眺められる丸太梁はお気に入りの場所になりました。吹抜けは光熱費において懸念点がありますが、オール電化と遮熱断熱工法により、光熱費も安く抑えられます。
◇部屋ごとに個性あふれるテーマを決める
個性的な内装にするために、部屋ごとにテーマカラーを決めました。例えば、畳の部屋はシックな和モダンスタイルで、テーマカラーはショッキングピンクとネイビーです。洗面台のテーマカラーは爽やかなブルーでモザイクタイルを多用し、寝室では落ち着いたラベンダーカラーで統一してあります。
ペットを飼うことで充実した人生を送れるという観点では、犬と猫の人気の違いが明らかになっています。
犬の飼育数は減少している一方、猫の飼育数は増加しており、猫は健康や幸福度向上に寄与することが知られています。猫と触れ合うことで分泌されるオキシトシンがストレスを軽減し、幸福感を促進します。また、猫との関わりが脳の活性化にもつながり、心拍数を安定させる効果があります。
さらに、室内に設置するキャットウォークは、猫がストレスを発散し運動不足を解消できるだけでなく、家族の生活動線を考慮した設置が重要です。
昭和住宅の注文住宅施工事例では、丸太梁を活用したダイナミックなキャットウォークや個性的な内装が特徴です。各部屋にテーマカラーを設け、木の家と調和するデザインが施されています。