UA値は住宅の断熱性能を示す重要な指標で、数値が低いほど熱が逃げにくくなります。特に福岡では、UA値の基準は0.87以下に設定されており、省エネや快適な生活を実現するために大切です。UA値の低い住宅は光熱費の削減やヒートショックのリスク軽減、CO2削減に寄与し、環境に優しい選択肢として注目されています。
注文住宅の性能を表すUA値とは?
UA値は住宅の断熱性能を示す重要な指標であり、数値が低いほど熱の逃げにくさを示します。特に福岡ではUA値の基準が設定されており、快適な住環境を実現するために重要な要素です。省エネや快適な暮らしを求める方には、UA値を意識した住宅選びが推奨されます。
◇UA値とは?
UA値とは「外皮平均熱貫流率」の略で、住宅内の熱が外に逃げる程度を示す数値です。この数値は外壁、屋根、床などの外皮部分からの熱の流出を表しており、数値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。具体的には、UA値が低い住宅は冬に暖かさを保ち、夏に涼しさを維持できるため、エネルギー効率が良く、省エネ住宅として評価されます。
現代では省エネルギーが求められており、UA値の低い住宅が特に注目されています。断熱性能が高い住宅は冷暖房の効率を向上させ、光熱費の削減にもつながります。したがって、快適さと環境への配慮を両立させた住宅を建てるためには、UA値に注意を払うことが非常に重要です。
◇UA値の計算方法
UA値は、建物の外皮(表面)1m²あたりで平均してどれだけ熱が逃げるかを示す指標です。
この値が低いほど、建物の断熱性能が高いとされ、エネルギー効率の良い建物であることを意味します。具体的な計算方法は「建物の熱損失量の合計」を外皮面積で割ったものです。
熱損失量には、屋根や外壁、床、開口部、基礎などの各部位の熱損失が関係しており、それぞれの部位のU値(熱の逃げやすさ)や温度差係数を考慮して算出されます。
建物の熱損失量の合計は、屋根、外壁、床、開口部、基礎など各部位の熱損失量を合計して求めます。
例えば、外壁の熱損失量を算出する際は、外壁のU値、面積、温度差係数を掛け合わせます。U値は、各部位がどれだけ熱を通すかを示す指標で、外壁、屋根、床などの素材ごとに異なります。
温度差係数は、隣接する空間との温度差による影響を加味するための係数です。これらの数値を適切に計算することで、建物全体の熱損失量を求め、その合計を外皮面積で割ることでUA値が求められます。
◇福岡のUA値の基準
日本全国でのUA値の基準は地域ごとに異なりますが、福岡県の基準は0.87以下に設定されています。この基準は地域の気候に基づいており、比較的温暖な福岡でも、夏の高温多湿や冬の冷え込みに対応するための断熱性能を求めています。
UA値が0.87以下の住宅は、快適な室内環境を維持しながらエネルギー消費を抑えた生活を可能にします。特に福岡のように四季の変化が大きい地域では、季節ごとの温度管理が重要で、優れた断熱性能を持つ住宅は快適な生活を支える重要な要素となります。
UA値の基準を満たす住宅を選ぶことで、長期的に快適な住環境を手に入れられ、環境にも優しい生活を実現できます。特に新築や注文住宅を検討している方にとって、UA値は住宅選びの大きな判断材料となるでしょう。
UA値以外にもQ値とC値がある
Q値は住宅の熱損失を示す指標で、断熱性能を評価する際に重要です。一方、C値は住宅の気密性を示し、快適な住環境を維持するために必要な数値です。これらの指標を理解することで、省エネで快適な住宅選びが可能になります。
◇Q値は熱損失係数
Q値は「熱損失係数」と呼ばれ、住宅内の熱が外に逃げにくい程度を示す数値です。この指標は、住宅全体の断熱性能を評価するために非常に重要です。具体的には、Q値が低いほど、外気に対して内部の熱を逃がさない、すなわち断熱性の高い家であることを意味します。
Q値は、以前使われていた断熱性能を表す数値で、住宅全体の熱がどれくらい逃げやすいかを示します。“逃げやすさ”なので、Q値が小さいほど熱が逃げにくく、「断熱性能の高い住宅」ということになります。
UA値と似た概念ではありますが、Q値は住宅の表面積と断熱性能を考慮して算出されるため、精度にばらつきが生じやすいという課題があります。かつてはQ値が主流の指標でしたが、現在では「UA値」がより簡便かつ正確に計算できるため、一般的に使用されています。UA値との違いは換気による熱の損失を含む点と、建物の延べ床面積のみで算出する点で、算出方法、評価ともに異なります。
2013年の省エネ基準改正により、Q値に代わってUA値が用いられるようになりましたが、今でも活用しているメーカーが多く存在します。
UA値は外壁や窓などの部分ごとの熱貫流率に基づいて計算されるため、比較的理解しやすく、現在多くの住宅で採用されています。それでもQ値は、特定の条件や建物全体の熱環境を詳しく知る際に、参考になる数値です。
◇C値は相当すき間面積
「C値」は住宅の気密性を測るための指標であり、「相当すき間面積」とも呼ばれています。これは、住宅全体に存在するすき間の面積を数値化したもので、C値が低いほど高気密な家を示します。C値とは「相当隙間面積」のことで、住宅全体にどれくらい隙間があるか、気密性能を表す数値です。C値が小さいほど隙間が少なく、「気密性の高い住宅」ということになります。**具体的には、1平方メートルあたりに存在するすき間の面積を計算し、その結果がC値として表されます。
気密性が高い家は、外からの冷気や暑さを遮断しやすく、室内の温度を一定に保つことができます。そのため、エアコンなどの空調機器を効率的に使用でき、冷暖房コストの削減が期待されます。さらに、高い気密性は住宅内にほこりや花粉などの外部の不純物が入りにくくなるため、健康面でも大きなメリットがあります。
気密性の高い住宅は、内部の暖まった空気が外へ流れ出にくく、外気も入ってきにくいというメリットがあり、断熱性能を示すUA値と同様に住みやすさや省エネに大きく関係します。
したがって、C値は住宅の快適性を考える上で非常に重要な指標となっています。UA値とセットでC値も確認することが大切です。
C値・Q値の算出方法
C値とQ値は、どちらも建物の性能を評価する指標であり、それぞれ気密性と断熱性に関連しています。C値は、住宅内の空気の漏れ具合を示し、Q値は熱の損失具合を示します。これらの値が低いほど、住宅の省エネ性能が高いとされます。ここでは、それぞれの算出方法について詳しく説明します。
◇ C値の算出方法
C値は、住宅内の空気がどの程度外部へ流出するかを示す指標で、気密性能の高さを表します。C値を算出するための計算式は「C値=住宅全体の隙間面積÷延べ床面積」です。
住宅全体の隙間面積は、隙間測定を実際に行い、空気の流出量を算出します。
この数値が小さいほど、住宅の気密性が高く、外気の影響を受けにくいということになります。C値が低い住宅は、エネルギー効率が良く、冷暖房の効率が高いため、光熱費を抑えることができます。
◇ Q値の算出方法
Q値は、建物内部から外部への熱損失量を示す指標で、断熱性能の高さを表します。
Q値の計算式は「Q値=(各部の熱損失量の合計+換気による熱損失量の合計)÷延べ床面積」です。
この計算式により、1時間当たりにどれくらいの熱量が建物内から外部に逃げるのかがわかります。
Q値が小さいほど、建物の断熱性能が高く、熱の逃げにくい住宅となります。断熱性能が高い住宅は、省エネルギー性が高く、快適な室内環境を保つことができます。
北九州で高断熱住宅を建てる方法

高断熱住宅を実現するためには、断熱材の適切な配置、窓や玄関の断熱性向上、外壁の色選び、気密性の確保、信頼できる工務店の選定が不可欠です。これらの要素を組み合わせることで、快適で省エネな住環境が整います。
◇断熱材を入れる
最初に、家全体の断熱性を確保するためには、断熱材を適切に配置することが不可欠です。多くの人が断熱材は壁にだけ入れるイメージを持っていますが、実際にはそれだけでは不十分です。壁に加え、床や屋根、柱など家の構造全体に断熱材を施すことが重要です。
このように断熱材を配置することで、家全体を包み込むように断熱効果が発揮され、熱が外へ逃げるのを防ぎます。また、断熱材の選び方やその質も大きく影響するため、慎重に選ぶことが大切です。適切な材料を選ぶことで、効果的な断熱が実現できるでしょう。
◇窓と玄関の断熱性を高める
窓や玄関も高断熱住宅において重要な役割を果たします。これらの部分は特に熱が逃げやすいため、断熱性をしっかりと確保する必要があります。窓を開け閉めする際に熱が逃げてしまうのは仕方ありませんが、窓や玄関の素材に断熱性がないと、閉じている間でも熱が逃げ続けます。
最近では、断熱性能に優れた二重ガラスや高性能な断熱ドアが普及しています。これらを導入することで、家全体の断熱性をさらに向上させることができます。適切な窓とドアの選定は、快適な住環境を作るための鍵となります。
◇外壁の色に注意する
外壁の色も、断熱性に影響を与える要素の一つです。白や明るい色は太陽光を反射するため、家の温度上昇を防ぎ、夏場でも快適な室内環境を保ちやすくなります。一方、黒や濃い色は太陽光を吸収しやすく、特に夏場は室内が暑くなる傾向があります。
もちろん、断熱材の質や設置方法が最も重要ですが、外壁の色を工夫することでさらなる効果が期待できます。外壁のデザインを選ぶ際には、見た目の美しさだけでなく、断熱効果も考慮することが大切です。これにより、住まいの快適性を一層高めることが可能です。
◇気密性を高める
断熱性を高めるだけでは十分ではありません。気密性を高めることも同様に重要です。いくら断熱材を入れても、外気が室内に入ってしまえば、せっかくの断熱効果が薄れてしまいます。特に、窓やドアの隙間から空気が漏れることが多いため、これらの部分の気密性をしっかり確保することが求められます。
気密性が高い家は、外気の影響を最小限に抑え、室内の温度を一定に保つことができます。そのため、快適さと省エネ効果が両立し、効率的な冷暖房が可能となります。気密性を向上させることで、住宅の快適性を大きく向上させることができます。
◇ 湿気や結露に注意が必要
断熱性能の高い住宅は気密性も高くなり、その結果、室内と外部の空気交換が難しくなります。空気の流れが悪くなることで、湿気が室内に溜まりやすく、結露が発生する原因となります。結露が表面に現れるだけでなく、長期間放置すると建物の構造部分が腐食や劣化する恐れがあります。湿気や結露を防ぐためには、まず換気が重要です。設計段階で、各部屋に適切な給気口と排気口を設け、換気システムや換気扇の能力を十分に考慮する必要があります。
特に湿気が発生しやすい場所(浴室やランドリースペースなど)については、適切な排気のために窓の設置場所や大きさ、さらにはガラスの種類にも工夫を施すことが求められます。換気計画には専門的な知識が必要であり、ハウスメーカーの担当者と相談しながら、十分に検討していくことが重要です。
◇信頼できる工務店に依頼する
最後に、高断熱住宅を建てる際には、信頼できる工務店に依頼することが非常に重要です。断熱材の選定や設置、窓や玄関の施工など、施工の質が住宅の断熱性に大きく影響します。施工の経験が豊富で、技術力のある工務店を選ぶことで、安心して高断熱住宅を実現できます。
適切な業者に依頼することで、住宅の断熱性を最大限に引き出すことが可能です。信頼できる工務店選びは、快適な住環境を築くための大きなステップとなるでしょう。
UA値が小さい注文住宅のメリット
UA値が低い住宅は、光熱費の削減、ヒートショックのリスク回避、CO2削減などの利点があります。これらのメリットを享受することで、快適で環境に優しい住環境を実現できます。
◇光熱費が安い
UA値が小さい住宅は、優れた断熱性能を持ち、建物内の熱が外に逃げにくくなっています。その結果、冬場でも室内の温度が安定しやすく、エアコンや暖房の使用頻度を減少させることができます。エアコンの稼働時間が短縮されることで、電気料金の節約につながるのです。
また、夏場においても同様で、冷房効率が向上し、少ないエネルギーで涼しさを保つことが可能になります。このため、全体の光熱費が抑えられる点は非常に大きなメリットといえるでしょう。経済的な観点からも、UA値の低い住宅は魅力的です。
◇ヒートショックを回避できる
ヒートショックは、温度変化によって血圧が急激に上下し、体調を崩す現象です。特に冬場、暖かい部屋から急に寒い廊下や浴室に移動する際に起こりやすく、高齢者に多く見られます。このような温度変化は、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高め、最悪の場合は死に至ることもあります。
UA値が小さい住宅では、室内の温度が均一に保たれ、部屋間の温度差が少なくなります。このため、ヒートショックのリスクを軽減できることが大きな利点です。安心して暮らせる環境を作るためにも、UA値の低い住宅は重要です。
◇CO2削減で環境に優しい
UA値の小さい住宅は、エアコンや暖房の使用を減少させることができ、環境にも優しい選択肢となります。エネルギー消費量が少なくなることで、電力を発電する際に排出されるCO2の量も削減されるのです。地球温暖化や環境保護が重要視される現代において、CO2排出を減らす取り組みは非常に重要です。
UA値が低い住宅に住むことで、自然環境への負荷を軽減しながら、持続可能な暮らしを実現できる点は大きな魅力です。このような環境意識を持つ住まい選びは、未来に向けた重要な一歩となります。
北九州で注文住宅を建てるならおすすめ施工会社
こちらでは、北九州でおすすめの注文住宅会社を3社紹介します。
◇株式会社Ace

株式会社Aceは、北九州市を中心に展開する工務店で、低コストで健康住宅を提供しています。自由設計が可能で、3つのタイプから選ぶことができます。
全タイプがZEH基準を満たしているほか、上位プランにはHEAT20のグレードG1、G2に対応する高性能な住まいを提供しています。
このように、予算やライフスタイルに合わせた選択肢を提供することで、初めて注文住宅を依頼する方でも安心して利用できる工務店として人気があります。
会社名 | 株式会社Ace |
所在地 | 〒802-0976 福岡県北九州市小倉南区南方5-9-32 |
電話番号 | 093-967-9114 |
公式ホームページ | https://www.kokura-ace.com/ |
株式会社Aceについて詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
▼株式会社Aceの60年保証~住宅の安心と品質を支える信頼の制度
さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。
◇タマホーム

タマホームは、「品質も、価格も、叶う家」というキャッチフレーズのもと、リーズナブルな価格で良質な住宅を提供しています。同社が提供する住宅は、高性能でありながらも無駄なコストを削減することで住宅価格を抑えた「大安心の家」として人気があり、ベストセラー商品となっています。
同社は、福岡県をはじめ、全国各地に多くの支店を展開しており、多くの人々から支持を集めています。また、施工実績も多数あり、信頼性が高いことが特徴です。住宅に求める機能性やデザイン性に対応しつつ、リーズナブルな価格で提供されるため、予算に制限のある人々にも選ばれている会社として知られています。
会社名 | タマホーム株式会社 |
所在地 | 〒818-0135 福岡県太宰府市向佐野1丁目12−7 12番7号 |
電話番号 | 0120-923-030 |
営業時間 | 9:00~20:00 |
公式ホームページ | https://www.tamahome.jp/ |
タマホーム株式会社について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
◇へーベルハウス

都市において必要とされる住宅とは、万一の災害時にも高い性能を発揮できる強さと、限られた敷地でも多様な空間を創造できる自由があることです。
ヘーベルハウスは、鉄骨躯体という強く優れた素材を使い、どんな環境や敷地にも等しく強さと自由を叶える工業化住宅を提供しています。このシェルターは、住まい手の想い描くプランを自在に形にしながら、家族を守ります。ヘーベルハウスは、このような強さと自由を備えた住宅の価値を提供しています。
同社は福岡県をはじめ、全国各地に支店を展開しており、多くの人々から支持を集めています。
屋号 | ヘーベルハウス |
会社名 | 旭化成株式会社 |
所在地 | 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3-10-23KROHB天神 1F |
電話番号 | 092-714-7733 |
公式ホームページ | https://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/index.html/ |
ヘーベルハウスについて詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
▼旭化成ホームズの口コミ・評判は?地震に強いZEH住宅が特徴
UA値は、住宅の断熱性能を示す指標であり、数値が低いほど住宅内の熱が外に逃げにくくなります。特に福岡では、UA値0.87以下が基準とされており、快適な住環境を維持しつつ、省エネルギーを実現するために重要な要素です。UA値が低い住宅は、夏は涼しく、冬は暖かさを保つため、冷暖房の効率が向上し、光熱費の削減に繋がります。
また、室内の温度差を減らすことで、ヒートショックのリスクを軽減し、高齢者にも安心な環境を提供します。さらに、冷暖房の使用を抑えることで、CO2排出量も減少し、環境への負荷を軽減することが可能です。UA値を重視した住宅は、快適さと省エネ、環境保護を両立させた暮らしを実現します。